プロテオグリカンについて
プロテオグリカンという言葉を聞いたことはありますか?
プロテオグリカンとは?
1本のコアタンパク質に数本ないし数10本の糖鎖が結合している成分の総称で、
いくつかの種類があります。
人間も含め動物の皮膚、軟骨、骨、血管壁など体内のいたるところに存在して
いるとても重要な成分です。
「プロテ」とはタンパク質、「オ」は結合、「グリカン」は多糖類という意味を表しています。
体内では、軟骨や皮膚に存在しており、動物の軟骨の主成分として、
保水性に優れており、人体にとって安全な成分です。
保水力に優れているため肌にハリや潤いを与える役割を持っています。
美肌効果や変形性関節症の症状を緩和する効果が期待できる
ために、プロテオグリカンの持つ性質を利用した化粧品や健康食品の
原材料として使用されています。
美容成分として現在認知度の高い、ヒアルロン酸やコラーゲンも
細胞外マトリックスにあたりますが、ヒアルロン酸に比べると、プロテ
オグリカンは保水性が高いだけはなく、上皮細胞成長因子(EGF)と
同じような働きをする部分があり、真皮のターンオーバーを促進し
ているものと考えられております。
その保水力ですが、プロテオグリカンはヒアルロン酸に比べ130%の保水力を
もち、更にヒアルロン酸やコラーゲンにはないEGF様作用を合わせもつ
すばらしい成分で、ハリと潤いを与え、肌のキメを整え毛穴を引き締める働きがあります。
〜ちょっと豆知識〜
●プロテオグリカンの歴史
プロテオグリカンは19世紀末に発見されました。このとき発見されたプロテオグリカンは
数種類ある中のアグリカンという分子です。
発見され牛から抽出したプロテオグリカンが使われていましたが、
牛由来のものは抽出できる量が少ないため1g当たり3000万円台と、非常に
高価なものでした。
しかし、弘前大学の研究によりサケの鼻軟骨から安全で比較的安価な
抽出技術が確立され、近年では様々な効果が研究により報告されています。
プロテオグリカンは、弘前大学が30年以上もの間研究を続けてきたテーマで
大学だけでなく、青森県や地元企業も協力しての一大プロジェクトでもあります。
弘前大学は鮭の鼻軟骨、氷頭(ひず)を利用することを考え出しました。
鮭の鼻軟骨や氷頭の部分を利用することで、純度の高いプロテオグリカンを精製する
ことができるようになり、今ではこの技術は特許技術となっています。
プロテオグリカンの効用
プロテオグリカンの保湿力、目元や頬のたるみの改善、肌のターンオーバーを
促す働きがあるため、特にこんな方に特におススメです。
肌がいつも乾燥してしまう;
毛穴に開きやホウレイ線が気になる
ファンデーションのノリが悪い
敏感肌で化粧品選びにいつも困る
鏡を見た時にくすみが気になる
減少しているというのは本当ですか?
プロテオグリカンは、もともと私たちの皮膚、軟骨、骨、血管などありとあらゆる
場所に存在し、「皮膚の保湿」や「新しい細胞を作り出す」働きをしている成分です。
ですが、加齢とともにプロテオグリカンは減ってしまいます。 それとともに、新生細胞の
増殖促進力(EGF様作用)も減っていきます。 歳をとるとシワやシミができ、細胞が
生まれ変わりにくなるため、くすみも出てきます。ですので、外から、プロテオ
グリカンを補給してあげることが大切なんです。
高純度のプロテオグリカンがたっぷり入っているため、化粧水と美容液の両方の
役割をします。そのため、洗顔後、このアクアプロテオを2プッシュを
目安に顔全体になじませるだけで保湿は大丈夫です。